アトピーとビニール肌

アトピー体質の人は、かなりの割合でビニール肌にもなっているような印象があります。
肌が健康な状態から離れているという点では、かなり共通点があるのは事実です。
ビニール肌では、ビニールシートのように肌がテカテカになります。
一見すると、肌が艶っぽくなったように見えるので、アトピーが改善されたのかも、と勘違いする向きは多いようですが、そのテカりは病的なもので、健康的な肌とは対極的です。

後天的な習慣のほうが原因ですが…

ビニール肌になる主な原因は、ピーリングやスクラブ洗顔のし過ぎです。
肌の角質をはがしはがしすることで、肌力が急激に低下してしまうもので、アトピー体質でなくとも、条件が整えば早晩「発症」してしまいます。
角質がとても薄くなっているので、少々の刺激でもピリピリ感があったり、赤みが出たりなどの症状が現れてくるのです。

それでもアトピーの人が注意すべき理由

アトピーの人は、赤ら顔の人が多い傾向がありますが、肌のバリア機能が弱まっているため、ビニール肌になるリスクが、普通の人以上に大です。
そこへもって、美肌のためにと、刺激の強い化粧品などで肌をいじり過ぎるなど、角質の育成を阻むような行為は自殺行為です。

 

また、アトピーの治療に、ステロイド剤が多用されている状況ですが、副作用で皮膚が薄くなることも、ビニール肌の原因になり得ます。

 

脱ステロイド、つまり脱ステができれば話は早いのですが、勝手に治療方法を変える訳にもいかないので、医師と相談してみると良いでしょう。
脱ステが難しい状況であれば、他の方法で肌をケアする必要があります。化粧水や乳液は低刺激のものを選ぶのはもちろん、弱い肌のバリア機能をカバーするため、保湿ケアを念入りにすることも効果的です。